管理番号 | 新品 :27490680 | 発売日 | 2024/01/14 | 定価 | 180,000円 | 型番 | 27490680 | ||
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春日鹿曼荼羅の掛け軸の出品です。春日鹿曼荼羅は、春日の神鹿を中心に描く鹿曼荼羅と呼ばれる形式の絵画になります。神護景雲二年(七六八)に 春日明神が常陸国鹿島から白鹿に乗って御蓋山に影向したという信仰に基づくものであり、現在、春日曼荼羅の一定型として国宝なども含めて色や形の異なる類品がいくつか存在するそうです。こちらの美しいお色の春日鹿曼荼羅は、奈良のお寺に保存されているようなのですが、拝見できるのは美術展などのみのようですから、滅多に拝むことの出来ない貴重なタイプの春日曼荼羅の絹本工藝品ですのでお勧めなお品になります。春日鹿曼荼羅は、春日大社の神体山である御蓋山と春日山を背景として、春日神の使いとされる美しく知的で神秘的な印象の神鹿が雲に乗って飛来する姿が描かれています。春日山の上方には美しい金色の円相の日輪が浮かびます。また、神鹿の鞍上に戴く神木の榊は五本の枝を伸ばし、藤花が垂れるその枝先には春日社の本地仏である五尊の仏菩薩がおられます。本地仏は向かって右から、若宮・文殊菩薩、一宮・釈迦如来、二宮・薬師如来、三宮・地蔵菩薩、四宮・十一面観音菩薩であり、本地仏はいずれも皆金色身に描かれて、光背のように諸尊を包み込む金色の大円相と一体化することによって、依り代として榊に懸かる鏡に現れた神の姿であることを象徴的に表しているそうです。他でも販売しておりますので、完売になる場合もございますが、ご興味のある方は、ご連絡ください。