管理番号 | 新品 :58869363 | 発売日 | 2024/02/13 | 定価 | 15,000円 | 型番 | 58869363 | ||
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1978年3月発行初版 日産自動車宣伝部宣伝3課スポーツ相談室・・通称大森分室(大森ワークス)発行のLY28エンジンチューンナップマニュアルを出展します。大森ワークスのクロスフローLY28エンジンのマニュアルです!!油染みや書き込み、折れなどがなく経年の黄ばみこそありますが、程度は良好です。またノンスモーカーなので保管中の不快なヤニ臭もありません。総ページ381970年Z432Rは各サーキットで大暴れしましたが、S20エンジンの振動やセッティングの高難易、それにエキゾーストの取り回しにも難があり、追浜ワークスが考えていたほどのパワーが出なかったとも言われていています。当時(合併した旧プリンス自動車)村山ワークスが、追浜ワークスに”ハズレ”のエンジンしか回さなかったからだなんて、もっともらしいウワサ話がありました(笑そこで追浜ワークスが目を付けたのが240Zに積まれ既に成功していた日産生え抜きのエンジン”L24”です。1970年7月の全日本1000kmレースにおいて国さん&元さんのコンビでデビューウインを飾り、のちにサファリラリーでも大暴れすることになります。しかしやがてモータースポーツは暗黒の時代に突入。排ガス対策のため各メーカーのワークスは次々とレース活動から撤退。当時日産には追浜と村山それに大森にワークスチームがあり、開発は事実上ワークスの「プライベーター支援」と言う体制で大森が引き継ぎLY28へと発展・昇華させます。追浜時代はトップシークレットでしたが、開発が大森に移り、プライベーター支援となり、オプションカタログとなって一般公開された経緯が、このカタログが世に出た由縁なんですよ。昔J’s Tipoだったか、どこかのショップにあるLY28搭載のZだったかC10だったかの記事が掲載されましたね。本来なら一般に出回るより、旧横浜本社内にある日産エンジン博物館こそが所有するにふさわしいと思ったのですが、こんな貴重なもの。既に持っていますよね館長!・・と判断(笑