相撲　力士　北の冨士　化粧廻し

カテゴリスポーツ、レジャースポーツ別相撲状態やや傷や汚れあり（詳細）NHK大相撲解説者として、現役時代と変わらぬ人気の北の富士さんが、昭和39年三役時代に締めた化粧まわしで、所属部屋の「出羽海會」から贈呈されたものになります。

加賀「梅鉢紋」が刺繍されているのは、出羽海親方（後の理事長）の出身が旧加賀国、現在の石川県小松市出身にあたることからと推察されます。紋の横に「北の冨士」と刺繍され、下部には「尚武」の文字があしらわれています。
美術品としての価値も高いものがあります。

当時は千代の山との関係性から出羽海部屋に所属しており、昭和42年千代の山が独立し九重部屋を興すと、行動を共にして移籍しました。
その後横綱に昇進、優勝10回を重ねて引退後は九重を継承。千代の富士、北勝海2横綱を育て上げ、名伯楽の名をほしいままにしたことはご承知の通りです。

60年近く前のものになりますので、自然な色褪せ、ヤケ、ほつれ、擦れ等がございますが、専用部屋で通気等のコンディションには注意して保管してきましたので、経年の割に状態は概ね宜しいかと思います。
寸法は幅約68㌢、長さ約7㍍になります。

付属品として、①大谷幸吉写真集（昭和39年9月初版　裏表紙にこの化粧まわしを締めて土俵入りする北の冨士の姿が確認できます）　※氏はホテルニューオータニの創業者、大谷米太郎氏（元力士鷲尾獄）の子息　②化粧まわしの飾り台下前に置く板1枚（化粧まわしの馬簾を乗せる板）をお付けします。
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