管理番号 | 新品 :46431952 | 発売日 | 2023/12/03 | 定価 | 17,800円 | 型番 | 46431952 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
カテゴリ |
YAMAHAが1981年に発売した、電源部に一種のスイッチング電源であるX電源を搭載する、出力100W+100Wヤマハのプリメインアンプです。 トーンコントロールとは別に、連続可変型ラウドネスコントロールが付いています。これは、ヤマハ独自のものでコントローラーを絞ると低音や高音を残して中高音が優先的に減衰していくタイプのもので、通常音量でちょうどよく聞こえているときの位置にメインボリュームを保ち、ラウドネスコントローラーで音量を下げるという使い方を想定しています。 最大補正量は、-20dB(1KHz)となっており、Loudnessを反時計方向に回すと、音量が次第に小さくなり、回しきったところで音量は10分の1になります。従って、ボリュームとトーンコントロールをラウドネスコントロールで微調整するような形で、最適なリスニング状態を作り出すことができます。 パネル左側の上にある、「LISTENING LEVEL MONITOR」は、スライドVRで出力Wをセットすると、アンプのピークパワーレベルがLEDの点灯で確認できるというものです。スライドVRの中央に赤色LEDが点灯します。 フォノイコライザはMM/MCカートリッジに対応しています。※アンプの特性上の留意点 このモデルは、アイドル電流が低めでサービスマニュアルによると、エミッタ抵抗両端で10mV±5mV(15mA)となっています。電源投入後、アイドル電流の上昇が遅く、5mV到達まで約3分、10mVまで10分程度かかります。この間、やや歪が大きくザラザラした音がでます。アイドル電流が一定値に到達後は、大変良い音で楽しむことができます。※修理内容入手時点で、電源が入らない状態でした。調べたところX電源回路に使われているトライアックが故障していましたので、交換しました。また、自照式スイッチのランプが全滅していましたのでLEDに換装しました。この回路の電解コンデンサが劣化していましたので交換しました。点灯回路はLED換装により、電圧降下が変わりましたので、回路定数を調整しました。